A.B.C-Z 感謝の10周年 持ち味あふれた!塚田の大技&巨大装置&攻めたダンス

 息の合ったパフォーマンスを見せるA.B.C-Z。(後方中央から時計回りに)橋本良亮、塚田僚一、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一(撮影・伊藤笙子)
 デビュー10周年記念ツアーを完走したA.B.C-Z
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 A.B.C-Zが25日、神奈川・ぴあアリーナMMでデビュー10周年記念ツアー「A.B.C-Z 10th Anniversary Tour 2022 ABCXYZ」の横浜公演を行った。シンガー・ソングライターの大黒摩季(52)が作詞作曲した新曲「#IMA」を初披露した他、デビュー曲「Za ABC~5stars~」など計38曲で魅了。10周年のメモリアルを迎えた〝5つの星〟たちが、輝きを増した。

 5色のペンライトの彩りが愛おしい。塚田僚一(35)は叫んだ。「みんな、10年で一番の思い出を作っていこう!」。5人は感謝の思いを込めた全力エンターテインメントで、会場を一つにした。

 持ち味があふれた。「Viva You達!!」では筋肉男子の塚田が、高さ2・1メートルの円形ステージから宙返りで着地する大技を披露。「皆さんの視線を感じて気持ち良かった」とドヤ顔だ。「Vanilla」では高さ10メートルの巨大装置「5bridge」に乗って歌唱。高所恐怖症の河合郁人(34)が発案したド迫力パフォーマンスで盛り上げた。

 「#IMA」は、大黒が5人の魅力「繊細さ」「包容力」をモチーフに制作した等身大のミディアムバラード。大黒の代表曲「ら・ら・ら」をもじった歌詞「lalala」も盛り込まれている。ダンスの名手・五関晃一(37)が振り付けを担当し、「バラードだけどここまでやる?というところのギリギリを攻めました」という自信作となった。

 2012年に前代未聞の〝DVDデビュー〟。歌だけでなく、アクロバティックなダンスや個性豊かなパフォーマンス力を生かし、コンサートや舞台、全ての公演を含め、計1257回ものステージを積み上げてきた。

 戸塚祥太(35)はつぶやいた。「ジャニーさんからステージに立つ人間にしてもらって、誰かに応援してもらえる人生っていうのをいただいて、5人で10年続けて来られた」。この5人にしか歩んでこられなかった道のりに、感慨を込めた。

 橋本良亮(29)は呼びかけた。「もっと(ライブを)やりたい…。今年だけでなく来年、再来年あると信じて、一生懸命頑張っていくので応援してください」。河合は次なる夢を掲げた。「15周年までには、東京ドームに立ちたい」。まだ見ぬ景色へと、5人全員で向かっていく。

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