トランプ氏 安倍元首相の葬儀参列検討「特別な関係を築いた」

 トランプ前米大統領は10日までに、銃撃され死亡した安倍晋三元首相の葬儀参列を検討していると明らかにした。保守系メディアのブライトバート・ニュースに対し安倍氏とは「特別な関係を築いた」と述べ、安倍氏の親族と参列について「話し合っている」と語った。

 トランプ氏は8日のインタビューで、16年大統領選で自身が当選した後、最初に会談した外国首脳が安倍氏だったことを踏まえ「彼は選挙後すぐに来た。私が最初に会った人物だ」と指摘。「彼はあらゆる面において特別な人間だ」と称賛。

 葬儀について「安倍氏は日本で愛されており、その生涯をたたえるものになるだろう」と強調。自身の出席に「どうなるか状況を見てみよう」と述べた。

 来日したブリンケン米国務長官が持参したバイデン米大統領から安倍氏の遺族に宛てた手紙が、事務方を通じて遺族に渡された。

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