矢本悠馬 俳優デビューのきっかけは母親の嘘 気づいて怒りながら台本読んだら合格
俳優・矢本悠馬(31)が7日、フジテレビ系「ポップUP!」に生出演し、12歳の時に映画「ぼくんち」で俳優デビューしたきっかけが母親の嘘だったことを明かした。
京都出身の矢本は、当時お化け屋敷が大好き。オーディションの日に太秦映画村のお化け屋敷に連れて行ってあげると言われて喜んで行ったところ、到着すると同い年ぐらいの子どもたちばかり。それでもお化け屋敷が盛り上がっていると思い込んでいた矢本だったが、紙を渡されて部屋に入ると、だんだん母親に対しての怒りがわき上がってきたという。
「イライラしながらセリフを読んだら、阪本順治監督がそれを気に入ってくれて。最後の2人になって、ずっとその時もキレてて。阪本順治監督に『おまえ、いいなそれ。作ってきたな、合格や』みたいに言われて。勘違いやなーみたいな」と笑った。
山崎夕貴アナが「怒るようなシーンだったんですか?」と聞くと、矢本は「何か作品が貧乏な家族の話で、お母さんが勝手に貧乏なのに家を売っちゃって住むとこもなくなってどうするんだみたいなんで、ずっとイライラしてる子どもの役だったんです」。山崎アナらは「まさにピッタリ!」と感心。
「ホントにポケット(に手を)突っ込んで、阪本監督に『あーうんうん、何や早よ帰りたいねん』みたいな感じをやって、それもアプローチだと勘違いされて」と実演しながら、奇跡的なオーディションを懐かしんだ。
