古川雄輝 3年ぶり主演舞台に高揚「ワクワクと緊張でいっぱい」
俳優の古川雄輝(34)が24日、東京・世田谷パブリックシアターで行われた主演舞台「室温~夜の音楽~」(25日~7月10日)の公開稽古&開幕前取材会に、共演の平野綾(34)、浜野謙太(40)らと出席した。
2001年に初演されたケラリーノ・サンドロヴィッチによる傑作戯曲が、俳優の河原雅彦(52)の演出で21年ぶりに復活。人間が潜在的に秘めたる善と悪、正気と狂気の相反する感情を盛り込んだホラーコメディーだ。
3年ぶり主演舞台となる古川は「ワクワク感と緊張感でいっぱい」と高揚。3年ぶりのストレートプレイという平野は「ミュージカルの方を多く参加させていただくので、細かい部分が違って新鮮」と心境を明かした。
7人組ファンクバンド・在日ファンクが音楽を担当。役者としても出演しているボーカルの浜野は「獅子奮迅です。ずっと出ているので、ウザくならないようにみんなを立ててやっています」と笑いながら語った。
劇中で流れる同バンドの生演奏について、平野は「毎回ぜいたく」と絶賛。古川は「すごいかっこよくてノリたくなるけど、好きな曲が流れている時に我慢しなきゃいけない」と役者ならではの苦労を明かしていた。
7月22~24日には、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールでも上演予定。
