お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基（４７）が２９日、都内で、ソロ名義での初アルバムとなるカバーアルバム「マカロワ」発売記念イベントに、プロデュースを務めた藤井隆（５０）と登壇した。「Ｃａｔ－Ｗａｌｋ　Ｄａｎｃｉｎｇ」（８９年、Ｗｉｎｋ）など昭和、平成の名曲６曲をカバーしている。

　過去にもシングルを発売するなど、歌唱力には定評のある後藤。３年前に藤井とカラオケに行き、原田真二の「キャンディ」を歌う後藤に、藤井がほれ込み本作の構想が始まったという。後藤は取材会に集まった報道陣をステージ上から見て「藤井隆プロデューサーが見せてくれた景色だなと思いますね」としみじみ話した。

　共演者などからの反響も大きかったと明かし、「『マカロワ』でエゴサーチするとは思わなかったです。（投稿は）全て見てると思います。『全然あかんやん』っていうのは一つもなかったですね。でも『テレビに出てる後藤は嫌いだ』と書いているのを見ましたけど」と笑わせた。

　藤井は「若い時に後藤君はキャーと言われてた。後藤君のことが大好きだった人たちに、時を経て大人になった後藤君にうっとりしてほしいです」と呼び掛けた。