4630万円誤送金は「エンタメ案件」で回収 珍アイデアに杉村太蔵も仰天

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵が22日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演し、山口県阿武町が新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金4630万円を誤って住民に振り込み返還を求めている問題で、思わぬ回収案にうなった。

 県警は18日に、電子計算機使用詐欺の疑いで、誤って給付金を振り込まれた田口翔容疑者を逮捕。田口容疑者は「オンラインカジノに使った」と供述しているという。

 騒動はワイドショーなどでも大きく扱われたが、イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏は「騒ぎすぎなんじゃない。社会案件じゃなくてエンタメ案件でいいんじゃないかな」とバッサリ。「4600万円は個人にとっては大金ですけど、社会全体から見ると微々たるもの」と語った。

 さらに「そんな小さな金額で全国を巻き込んだ大騒動を作りだしてるメディアPR力がすごい」と騒動そのものが持つパワーに注目。「これだけみんなの想像力をかき立ててるわけだから、これを元に映画化、小説を作ってそれの売り上げで補てんすれば済む話なんじゃないかな」と転んでもただでは起きない作戦での回収を提案した。

 ここで杉村は「成田さん、町長に『エンタメ案件にしましょうよ』って提案できます?」と質問した。「できますけど」とケロリと答える成田氏に「すごいですね」と感心。「ちょっとこの数週間の空気と違う意見だったので」と斬新なアイデアに舌を巻いていた。

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