市川海老蔵 「團菊祭五月大歌舞伎」で10カ月ぶりの歌舞伎座出演 客席沸かす
歌舞伎俳優の市川海老蔵(44)が、2日に初日を迎えた東京・歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」の第二部「暫(しばらく)」で、昨年7月以来10カ月ぶりの歌舞伎座出演を果たした。「團菊祭」は3年ぶりの開催。
海老蔵は約60キロの衣装を身にまとい「し~ば~ら~く、し~ば~ら~く」と花道から登場。「ここは~久方ぶりの歌舞伎座~」とあいさつし、昨年、東京五輪開会式で「暫」を披露したことにも触れて客席を沸かせた。
尾上菊之助(44)はお家芸「土蜘(つちぐも)」に父の尾上菊五郎(79)、息子の尾上丑之助(8)と三代で出演。土蜘の精にふんして初演当時と同じ型で見えを切り、惜しみない拍手が送られた。
27日まで。