尼崎脱線事故3年ぶり慰霊式 発生から17年、244人参列

 乗客106人と運転士1人が死亡し562人が重軽傷を負った2005年の尼崎JR脱線事故は、25日で発生から17年となった。事故を起こしたJR西日本は、兵庫県尼崎市の現場に整備した「祈りの杜(もり)」で、追悼慰霊式を営んだ。発生日の式典は新型コロナウイルス禍のため中止が続いたが、3年ぶりの実施となった。

 事故発生時刻の午前9時18分、JR西の長谷川一明社長らが式典を前に、電車が激突したマンション前で黙とう。244人が参列した式典で、長谷川社長はおわびと追悼の言葉を述べて「遺族や、けがをされた方の悲しみや苦しみを、心に刻む。安全性向上の取り組みを着実に進める」と決意を示した。

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