引退した寝台特急「北斗星」がよみがえる! 北海道でゲストハウスとして営業

 ゲストハウスとして再出発した寝台特急「北斗星」の車両=北海道北斗市
 寝台特急「北斗星」の内覧会で、ベッドに腰かける参加者 
2枚

 引退した寝台特急「北斗星」の車両をそのまま活用したゲストハウスが22日、北海道北斗市にオープンした。現役当時の仕様を極力残しており、かつての雰囲気を味わえる。ゲストハウスの運営会社が同日、内覧会を開催。青い2車両は、一方はロビーやシャワー室、もう一方は2段ベッドが並ぶ宿泊用になっており、当時とほぼ同様に使える。宿泊は1人4千円からで、収益は全て北斗星の保全と維持に充てる。

 北斗星は1988年の青函トンネル開通とともに運行を開始し、上野-札幌駅間を走行。15年の運行終了後は解体される予定だったが、クラウドファンディングを使って車両を保存していた。

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