川中美幸 45周年コンサート「50周年は70歳?いけるかしら」
歌手の川中美幸(66)が19日、東京・中野サンプラザでデビュー45周年コンサート最終公演を行った。
1800人を前に2部構成で計26曲を披露。第一部で代表曲「ふたり酒」など昭和のヒット曲、第二部では「二輪草」、45周年記念シングル「雪の華」など平成・令和のヒット曲をそれぞれ13曲ずつ熱唱した。
川中は「ワンコーラスごとに温かい拍手を頂きました。人の力って、やっぱりすごいですね」と感無量。45年という道のりを改めて振り返り「一番思い出深いのは、初めてのヒット曲『ふたり酒』。大きな自信になったし、両親に親孝行ができるなと思いましたね。その後の劇場公演だったり紅白歌合戦だったり、ヒット曲があってこそ満たされていくわけですからね」としみじみ話した。
昨年10月から全国19カ所を巡り、変わらぬパワフルな歌声を届けた。「体力勝負ですから。通販番組で健康器具をたくさん買いました。ルームランナーとか自転車漕ぎとか。家の中はジムのようです」と入念な体作りでステージに臨んできた。
メモリアルイヤーでもあり、今年の大みそかの紅白歌合戦復帰への期待がかかるが、「お茶の間で見てます。これ以上欲をかいてもね」と川中。次なる節目のデビュー50周年に向けては、「そのときは70歳ですか?いけるかしら」と言いつつも、意欲的な笑顔を見せていた。