歌手の岩佐美咲（２７）が２６日、東京芸術劇場シアターウエストで、初主演舞台「明日に唄えば～清き一曲お願いします～」の初日を迎えた。

　持ち味を生かした“演歌ミュージカル”で、芸能界を引退し地元で町会議員選挙に立候補する元演歌歌手を演じる。職業のみならず、負けず嫌いな性格も自身と似た役柄だといい、「お芝居のときはお客さまを意識できませんが、歌のシーンではコンサートのように自然と客席に目が行って、不思議な感覚です」と体に染みこんだ習慣を打ち明けた。

　ソロデビュー１０周年で着物姿がすっかり板についているが、祭りのシーンでは激しいダンスも披露。元ＡＫＢ４８として“昔取った杵柄”を見せつけたものの、「筋力が低下してるとはっきりと分かりました。久々に踊って楽しかったので、またやろうかな」と苦笑いを浮かべていた。