【山田美保子のミホコは見ていた!】会見も華麗に仕切った堂本光一の座長力

 「ミュージカル単独主演記録1位を更新中!」「新型コロナの状況を踏まえたエンターテインメントを懸命に届け続ける」「新キャストを迎えて贈る最大限のパフォーマンス」「5年ぶりの博多座公演も決定!」「震災、新型コロナを乗り越え、上演1900回達成へ」

 2022年4、5月に帝国劇場、9月には博多座で行われる堂本光一作・構成・演出・主演のミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」の製作発表会見に17日、行ってきた。冒頭のコピーからは、座長の堂本やキャスト、スタッフ、劇場関係者らがさまざまな想いを抱えながら「Show must go on」の精神で懸命に幕を開け続けてきたことが思い出され、目頭が熱くなった。

 会場に到着してまず驚いたのは大宴会場に集まった記者やカメラの数だ。コロナ禍、これほど多くのマスコミに「取材したい」と思わせる演目は、そうあるわけではないだろう。

 次に驚いたのは、徹底した感染対策だった。各自が座る椅子の間隔は前後左右に広くとられており、全員、不織布マスク着用が必須。アルコール消毒液も四方八方に置かれる徹底ぶりで、マスクは登壇者も全員、最初から最後まで着用していた。さらに高さのあるアクリル板は終始、取り除かれることはなかった。

 会見の後半で囲み取材の時間になった際も、会場後部に並んだテレビカメラの前にリポーターが並び、遠くの壇上に居るキャストに質問するスタイルがとられた。

 そんな中、座長の堂本光一が度々触れたのは、コロナ禍、幕を開け、公演を続けることの困難さと、先々の予定が立ちにくいという現実だった。それでもニューノーマルを求められる時代に柔軟に対応したエンターテインメントを発信し続けてきた堂本は、決して縮こまることはなかったのである。

 SexyZoneの佐藤勝利とKis-My-Ft2の北山宏光、綺咲愛里を温かく迎え、前田美波里や島田歌穂をリスペクトしながら会見を終始リード。どんなに困難なときにも舞台に立ち続けたからこその振る舞いとコメントに、記者の多くが大拍手を贈っていた。製作発表会見をも華麗に仕切った座長・堂本光一。今年の「~SHOCK」も楽しみでならない。

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