千葉真一さんお別れの会 「柳生十兵衛」の眼帯、刀、愛用の空手着など展示 涙するファンも

 昨年8月に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった俳優の千葉真一さん(享年82)のお別れの会(一般の部)が22日、東京・増上寺で行われた。

 祭壇には、主演を務めたアクション映画「戦国自衛隊」(79年公開)のオフショットとして撮影された、青空の下で温かな笑みを浮かべる千葉さんの姿が遺影として飾られ、足元には撮影で使用された日本刀とヘルメットが添えられた。また、千葉さんが生前に描いた富士山の油絵をモデルにスプレーマム、白菊、ブルーデルフィニウムなど色鮮やかな花々3000~3500本を使用し、再現。

 祭壇上に設置された液晶ビジョンには、息子・新田真剣佑(25)、眞栄田郷敦(22)らと仲むつまじく肩を組む姿が映し出され、千葉さんのお気に入りだった映画「戦国-」のエンディング曲「ララバイ・オブ・ユー」などがBGMとして流された。

 会場には、他にも愛用の空手着や、主演を務めた時代劇「柳生十兵衛」の眼帯、刀など私物から撮影で使用された小道具まで幅広く展示された。

 参列者は白いカーネーションを祭壇に手向け、追悼。涙ながらに献花をするファンの姿も見られた。小学生の時にフジテレビ系連続ドラマ「服部半蔵 影の軍団」を見てから、千葉さんの大ファンになったという東京・北区在住の40代会社員男性は、「コロナで亡くなったということが、ホントにショックで。さみしいですね…」と何とか言葉を紡ぎながらも、数多くの展示品を前に「また会えたような気がして。千葉さんのお顔が見れたのでうれしかった」と喜んでいた。

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