俳優・小泉孝太郎（４３）が１６日放送のＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」第２回「佐殿の腹」に、平宗盛役で登場した。

　父清盛（松平健）に、静かな口調で、伊豆で流罪となっている源頼朝（大泉洋）が男児を作って騒動になっていることを報告したが、「つまらぬことをわしの耳に入れるな」と一喝され、「ご無礼をいたしました」と頭をさげた。

　清盛の三男で後継、平家滅亡時の棟梁であったため、能力の低い人物として描かれることが多いが、穏やかで人間味あふれる人物であったとも伝わる。

　ネット上では、静かなたたずまいに「柔しく淡々と説明してていい雰囲気」「孝太郎さんの演じる宗盛様が好き過ぎる」「ハマり役」「小泉孝太郎だと憎めない」「宗盛感すごい」「平家側がどんな感じで描かれるのか気になる」「似合う」と反応する投稿が続いた。「現世でもドラマでも大変な父親を持ったんやな　笑」とのコメントもみられる。

　ドラマの公式ＳＮＳに投稿された人物紹介でも「適役」「期待してます」との投稿を集めている。