サンモニ 関口宏「奇跡は起こらず第6波」識者「行動抑制打ち出さないと」と悲観的

 9日放送のTBS「サンデーモーニング」では、新型コロナウイルスの感染急拡大について特集した。

 司会を務める俳優の関口宏は、番組冒頭から、「奇跡はおこらず、第6波になりましたねえ」と切り出し、オミクロン株のまん延を憂えた。

 番組には、米ニューヨークの救急隊員の30%、警察官5000人が欠勤するなど、社会インフラへの影響が出ていることを取り上げた上で、日本でも同様の事態が起こることを不安視。

 関口から「どっかではスピードが落ちるとか希望はありませんかね」と投げかけられた国際医療福祉大学特任教授の松本哲哉氏は「重症化リスクが低いというのが安心感につながっているが、入院の率が3分の1から5分の1に減るというだけ。重症化しないというわけではない」「どこかのタイミングで何らかの行動抑制につながるようなことをいったんは打ち出さないと。人と人との接触の頻度を減らさない限りは厳しい」と悲観的な予想をたてた。

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