大倉孝二 大隈重信役「であ~る」力入れた 大河「青天を衝け」ついにクライマックス

 日本資本主義の父と称される実業家の渋沢栄一を描いたNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜、後8・00)。放送があと2回となり、いよいよ佳境に入る。大隈重信役の大倉孝二(47)がこのほど、取材に応じ、役への思いを語った。次回の19日と26日の最終回は15分拡大。

 2004年「新選組!」以来の大河出演で、大隈重信を演じている大倉。元首相、早稲田大学創設者のイメージしかなく、資料で研究したというセリフの語尾「であ~る」が話題となったことに「(大隈の)口癖であるというのはもちろん知っていた。どこまでやるのかは現場次第と思っていたが、監督から際立たせてほしいとリクエストがあった。これでいいのかなと思ってやらせてもらった」と打ち明けた。

 「大隈さん」がツイッターのトレンド入りし、称賛されたことには「そんなに評判が良ければ、もうちょっと頑張れば良かった。冗談です」とおどけた。大隈との共通点を聞かれ「悪口になるかもしれないけど、ざっくりしたところはシンパシーを感じる」と笑った。

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