鬼束ちひろ 釈放されるも報道陣に姿見せず 裏口から車で出発、黒カーテンで仕切り
救急車を蹴り、器物損壊の疑いで警視庁渋谷署に現行犯逮捕された歌手の鬼束ちひろ(41)が30日午後2時8分頃、東京湾岸警察署から釈放された。関係者2人が前に乗る車の後部座席に乗り、湾岸署裏口から出発。車は黒いカーテンで仕切られ、報道陣に姿は見せなかった。
鬼束は28日午後4時半に東京都渋谷区恵比寿の路上で、救急車を蹴って車体をへこませた疑いで同日に現行犯逮捕。鬼束は現場近くで友人女性とパチンコをしていたと説明。友人が体調が悪くなったため、救急車を呼んで乗せるところだった。消防から警視庁に通報があり、署員が現行犯逮捕した。
署によると鬼束は「通行人に嫌みを言われ、パニックになった」などと供述していた。