高畑充希 サリヴァン再び! 舞台「奇跡の人」3年ぶり再演 ヘレン・ケラーに平祐奈

 女優・高畑充希(29)が3年ぶりに再演される舞台「奇跡の人」(来年5月18日~6月5日、東京・東京芸術劇場プレイハウス。大阪公演あり)に主演し、女優・平祐奈(23)と初共演することが29日、わかった。前回公演に続いて主人公で家庭教師のアニー・サリヴァン役を務め、三重苦の少女、ヘレン・ケラー役を舞台初出演の平が演じる。

 目が見えず、耳も聞こえず、口もきけない少女ヘレンを体当たりの指導で成長に導いたサリヴァン役に、高畑が3年ぶりに挑む。日本では1986年の初演以来11度目の上演となる人気作で、高畑は09、14年にヘレン役も経験。足かけ13年で合計4度出演と、ライフワークと言える。

 歴代のヘレン役には菅野美穂(44)、石原さとみ(34)らも名を連ねる。2人が10分近く取っ組み合うシーンもあるなど女優同士の“演技バトル”が見どころで、稽古で青あざができることもしばしば。若手女優にとって、物語さながらの成長を遂げる登竜門的な舞台となっている。

 高畑は「『奇跡の人』のへレンを演じたいと思ったのが、役者の仕事を始める大きなきっかけ」、「こんなに良い脚本は無い!と思うくらい大好きな作品」と思い入れたっぷり。平とはプライベートでは4年の付き合いで「親戚のような距離感」だといい、「彼女の初舞台に一緒に挑戦できることは非常にうれしい」と喜んだ。

 初舞台の平は「不安でいっぱいですが、緊張や不安を友達にして本番を迎えられたら」と決意。「普段は気さくで優しいお姉さん」と慕う高畑を「いろいろと教えていただきながら、背中を見て頑張りたい」と手本に、難役に挑む。

 3度目の演出となる森新太郎氏は高畑に「さらに熟成させたら、今度は果たしてどんなアニー・サリヴァンに出会えるのだろう」、平に「『透き通っている人』という印象がヘレン・ケラーと重なりました」と期待した。

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