「どうする家康」松潤・家康は義元慕い、信長と忌まわしい過去 桶狭間で最初の決断
嵐・松本潤主演で徳川家康の生涯を描く2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の主要キャストが29日、発表された。織田信長を岡田准一、豊臣秀吉をムロツヨシ、武田信玄を阿部寛、今川義元を野村萬斎、家康の正室・瀬名(築山殿)を有村架純が演じる。
NHKが発表した物語のイントロダクションによると、今回の家康は、今川人質時代に、今川義元に見込まれて不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、義元を慕う。
今川家家臣・関口親永の娘・瀬名と恋に落ち、今川家に染まる姿を石川数正、鳥居元忠ら三河家臣たちは苦々しく思っていた。
父の墓参りで三河に戻った際には、再会した酒井忠次ら旧臣たちが、今川家支配下にいることに不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知るが、義元を慕う家康にとっては、重荷でもあった。
そして桶狭間。大高城に兵糧を送り込む任務に就いていたところ、義元が討たれた報が入り、大高城に織田信長が押し寄せる。
幼少時に信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が脳裏によみがえる。
織田軍に包囲され、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城かの選択に迫られ、タイトル「どうする家康」の最初の岐路に立たされる。
この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けとなる。