瀬戸内寂聴さん死去 自宅の寂庵には花や弔問客

瀬戸内寂聴さんの自宅「寂庵」
秘書の瀬尾まなほ氏(右)と取材に応じる=2018年11月 
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 愛と人間の業を見詰めた小説や人々の心に寄り添う法話で知られ、文化勲章を受章した作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんが9日午前6時3分、心不全のため京都市内の病院で死去した。99歳。徳島市出身。葬儀は近親者で行う。後日、東京都内でお別れの会を開く予定。先月から体調不良で入院していたという。

 瀬戸内さんが暮らした京都市嵯峨野の寂庵周辺には11日、約30人の報道陣が集まった。

 訃報が流れる前は人力車やタクシーで訪れた観光客が門前で記念撮影するなど、普段と変わらぬ人気スポット。発表後、女性事務員が「瀬戸内」の表札の上から「取材・来庵は当面お断りしております」などと書かれた紙を掲示した。花が運ばれ、弔問客が訪れ、午後4時前には僧侶2人も邸内に入った。

 近くに住む80代の女性2人はニュース速報で死を知ったといい、残念がった。84歳の女性は「講演会でお話を聞いたこともある。優しい人でした。最近は全然お目にかからなかった。(訃報は)びっくりしました。100(歳)は超えはると思っていました」と声を落とした。

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