細野晴臣 コンビニ駐車場で「大音量で音楽聴いて通報された」と告白
ミュージシャン・細野晴臣(74)と建築家・安藤忠雄氏(80)が8日、大阪市内の文化施設「こども本の森 中之島」で公募された親子70人を前にトークショーを行った。
細野は「この辺りは公園も河川もあって大好き。東京にもこんな場所があれば、もっとのんびりできるのに」と立地を絶賛。同図書館と周辺の遊歩道を設計した安藤氏は「道路を作って、子供がはねられたら誰が責任を取る?と言うたら、国交省が『道路いりません』って」と、やり取りを明かし笑わせた。細野が「車を通さなくするのはすごいこと」と感服すると、安藤氏は「僕は暴力団みたいなもんやから、なるべく戦わないほうがいいと言われている」と冗談を交えた。
幼少期から蓄音機でレコードに親しんだという細野は、車の中で音楽を聴くことも多いと話し「車内は理想的なリスニングルーム。以前、コンビニの駐車場に車を止めて、大音量でカントリーミュージックを聴いていたら通報されて警官が来た」とエピソードを披露した。
安藤氏は、自身は音楽に詳しくないと謙遜しながらも、朝ベートーベンやビートルズを聴いていると明かし「10代になる前に音楽に出会えればよかった」と、幼少期に芸術に触れて感性を磨くことの大切さを力説。「誰かここで音楽をやってくれる人おらんかな?」と提案すると、細野は「やらせてください」と手を挙げ、コンサート開催を約束していた。
