第４９回衆院選は３１日に投票、即日開票された。新潟５区では前新潟県知事で無所属の米山隆一氏（５４）が当選した。同区では米山氏の前に同県知事を務めた自民前職の泉田裕彦氏（５９）と、前長岡市長の森民夫氏（７２）が立候補。接戦が予想されたが、開票開始直後の午後８時には当確が出る“秒殺”での勝利となった。

　米山氏は、昨年５月に結婚した妻のエッセイスト・室井佑月氏（５１）とともに選挙戦を展開。この日も２人そろって長岡市内で開票の時を迎え、当確が報じられた瞬間、室井氏は飛び上がって大喜び。「やったー！！」と歓声を上げ、夫の当選を喜んだ。

　米山氏は「妻のおかげは非常に大きかった。妻のファンという方も多くいらっしゃって、その方が私に興味を持ってくれたというのも大きかった」と“内助の功”に感謝。室井氏は「米山を応援して下さった皆さま、支えてくださった皆さま、本当にありがとうございます。これから米山が皆さんとした約束を必ず果たすよう、私がしっかりと見張っていきます！」と宣言し、笑いを誘った。