ジャニーイズム継承 68人Jr.全員主役で舞台「ジャニーズ・アイランド」

 ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長の集大成的作品として位置付けられている舞台「ジャニーズ・アイランド」が、来年1月1日から東京・帝国劇場で2年ぶりに上演されることが29日、分かった。ジャニーズJr.ユニット「HiHi Jets」「美 少年」ら総勢68人のJr.が出演し、全員が主役。平均年齢16・9歳は帝劇史上最年少座長となる。演出を務める滝沢秀明副社長(39)、HiHi Jets・高橋優斗(21)、美 少年・岩崎大昇(19)らが同日、取材に応じた。

 「HiHi Jets」「美 少年」「7 MEN 侍」「少年忍者」、Jr.たちが集結する。最年少は11歳で、6月末のオーディションで合格したばかりの者も。滝沢氏は「(本作は)子供たちが主役なんだという話をジャニーさんからずっと聞いていました。それぞれの個性が生かせるような作品になるよう構想を練っています」と意図を明かした。

 2011年に「ジャニーズ・ワールド」として初演され、“ジャニーイズム”が詰まった作品。エンターテインメントの素晴らしさや戦争の悲惨さまで喜びや悲しみを暦にたとえ12通りのショーで表現し、架空の「13月」も登場する物語だ。

 ジャニーさんは19年7月に死去。直接教えを受けていない世代も増えてきた。滝沢氏は「教えを知っている世代が直接、ジャニーイズムのバトンを渡していく1カ月になったらうれしい」と願う。

 HiHi・井上瑞稀(20)は「ずっと上演していけるように、思いを継いでいきたい」、高橋は「ジャニーさんが作ったものよりいいもの作るからね!って伝えたい」と意気込み。美 少年・岩崎は「全力でがむしゃらに突っ走りたい」、那須雄登(19)は「『なにわ男子』のデビューが決まってJr.全員が刺激をもらった。68人全員が燃えている」と闘志を口にした。

 今回は滝沢氏が米ラスベガスで見たショーに着想を得たという新演出「SWING SHIP」が加わる。全長約6メートルの船のセットで、体重移動だけでスイングさせながらアクロバットなどの大技を繰り出していくという仰天構想は、大きな見どころになりそうだ。

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