岸田文雄氏は50年来の鯉党 政治信条はカープに通じる 始球式にも登板

 自民総裁選は29日、都内で投開票され、岸田文雄前政調会長(64)を第27代総裁に選出した。

 岸田氏は東京出身ながら広島出身の父の影響で50年来の広島カープファン。昨年の総裁選ではデイリースポーツのインタビューに応じ、広島が初のリーグ優勝を決めた75年10月15日の後楽園球場での巨人戦を「レフト側の『ジャンボスタンド』で見てました」と懐かしんだ。東京・開成高では野球部に所属し二塁手のレギュラーに。16年3月にはマツダスタジアムでカープユニホームを着て始球式にも登場している。

 戦力的に苦しくても市民球団として愛されてきたカープのありようは自身の政治信条に通じるようで「人生、いいことばかりじゃない。カープも歴史を見たら、逆に良くない時の方が圧倒的に多い」としつつ「必ずや近いうちに日本一になれるものと思っています。自分自身をその姿に重ねて、私もしっかり努力していきたい」と日本のトップに立つ強い意欲を示していた。

 それから一年。カープは低迷しているが、総裁選を制した岸田氏は「全員野球で一丸となって」と野球になぞらえて決意を語った。

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