１７日告示の自民党総裁選への立候補を表明している河野太郎規制改革相（５８）が１６日、「フジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」にリモート生出演。タレント・松嶋尚美が前もって用意した質問に笑いながら答えた。

　それまで真面目な表情で熱く持論や抱負を語っていた河野氏の表情が崩れた。伊藤利尋アナウンサーが、松嶋の質問「麻生さんと石破さんは仲がイマイチだと聞いたんですが、なぜ２人に支援をお願いしたのですか？」を読み上げると、ＭＣの坂上忍も大笑いするなど、スタジオの空気は一変。

　河野氏も「あのー…」と笑みをこぼしながら「選挙というものは、もうどなたのご支援も大事です。選挙をやる時に、この人の支援はお願いするけど、この人にはお願いしたくないなんてことでは通りませんので」と答えた。

　河野氏は柔らかくなった表情のまま、さらに言葉をつなぎ「私はもう自由民主党のすべての所属議員、党員の皆さん、そして自民党の総裁選挙ですけど、大事なのは自民党総裁が今の状況だと総理になるわけですから、広く国民の皆さまの支援をいただいてリーダーに選ばれるのが大事だと思ってますんで、私は何よりも皆さまの支持というのをいただきたいと思って、明日から頑張ります」と宣言した。