関西の人気ラジオパーソナリティー・子守康範アナ 番組終了と引退を発表、13年半の歴史に幕

 フリーアナウンサーの子守康範が13日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「子守康範 朝からてんコモリ!」で、番組終了と引退を発表した。

 同アナウンサーはこの日の番組終盤、「ここで重大発表です」と切り出すと、「プロデューサーが書いてくれた文章がございますので、これをまずは読みますね」と続けた。

 その上で「2008年春から、13年半に渡ってご愛聴いただいてきました『子守康範 朝からてんコモリ!』ですが、10月1日の金曜日をもって、最終回を迎えることになりました。あと3週間の放送となりますが、最後まで変わらずお付き合いくださいませ」と読み上げた。

 本来なら、この発表で終わる予定だったが、「これだけ言うのも慚無いので」と切り出し、「フェイクニュースではございません。いつまでもあると思うな、親と子守とてんコモリ」と笑わせた。さらに「番組って局のもので、プロデューサーのもの。『終わりです』と言われたら、『そうですか』ということでね。僕はパーソナリティーは引退をします。ちょうど定年の年でもありますので」と、一線から退く意向も併せて発表した。

 今後は、新たに設立したYouTubeスタジオでの活動をスタートさせるという。番組の放送終了まで残り3週間。「これからは普通に放送していきます。聞いていただいた皆さまと支えてくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます」と感謝の言葉を述べた。

 また、10月以降の新番組については「決まっていますし、知ってもいるんですが。まだここでは言えない。中身もさることながら、朝早くに起きて出てくるというのは、これは何年やろうがウイークリーでやった人間しか分からない話です。次の人には体に気を付けてほしいです」と、エールも送っていた。

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