フジテレビが週末に放送したアニメ「鬼滅の刃」特別編集版の世帯平均視聴率が、１１日の「第一夜　兄妹の絆」が１３・３％、１２日の「第二夜　浅草編」が１３・４％を記録したことが１３日、ビデオリサーチ日報調査で分かった。（数字は関東地区）

　両日とも午後７時スタートで２時間余にわたって放送し、ともに放送時間帯の前４週平均（７・０％、７・２％）の２倍近くの数字をマークした。

　鬼に家族を奪われた主人公・竈門炭治郎が鬼殺隊の剣士になり、序盤の任務で鬼と戦う中で、鬼の首領・鬼舞辻無惨と遭遇する場面などが描かれた。

　両日の午後７～９時の他局番組で「鬼滅」を上回ったのは、１１日のＮＨＫ「ニュース７」（１４・７％）、１２日のＮＨＫ「ニュース７」（１５・１％）、テレビ朝日系「ポツンと一軒家」（１４・２％）の３番組。

　激戦の１２日は、「鬼滅」が日本テレビ「世界の果てまでイッテＱ！」（９・４％）、ＮＨＫ大河ドラマ「青天を衝け」（１２・７％）などの人気番組を上回った。

　今後、フジテレビは１８日に「第三夜　鼓屋敷編」、１９日に「第四夜　那田蜘蛛山編」、２３日に「第五夜　柱合会議・蝶屋敷編」を放送。２５日に大ヒットした映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を放送する。