眞子さま 愛を貫き小室圭さんと年内結婚へ 異例の収束 戦後初儀式せず一時金辞退

 秋篠宮家の長女眞子さま(29)が、婚約が内定している小室圭さん(29)と年内に結婚される方向で準備を進めていることが1日、政府関係者への取材で分かった。金銭トラブルの批判がある小室家との縁談を考慮し、宮内庁は、皇室としての結納などに当たる関連儀式を執り行わない方針で調整している。また、皇室を離れる際に国から支給される一時金は最大で約1億5千万円とみられるが、眞子さまは辞退する意向という。また、2人で心境を説明される機会を設ける方向で宮内庁が検討していることが、同庁関係者への取材で分かった。

 婚約内定から約4年。金銭トラブルを発端に約3年半にわたって延期となっていた結婚問題は、異例な形で収束に向かいそうだ。

 儀式をせずに結婚すれば、戦後初めて。女性皇族の結婚は通例、一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」や、結婚の前に天皇、皇后両陛下にあいさつする「朝見(ちょうけん)の儀」が催される。こうした儀式は実施せず、婚姻届が自治体に提出される見通しとなる。

 一時金は皇室経済法で規定され、結婚などで皇室を離れる皇族が品位を保つために支給される。眞子さまの場合は最大で約1億5千万円が見込まれ、首相や衆参両院の議長らによる皇室経済会議で額が決まる。眞子さまは辞退する意向だが、前例がなく、政府が可否を検討する方針。法的に可能かどうかなどを協議する。

 眞子さまと小室さんは2017年9月に婚約内定した。だが、小室家の金銭トラブルを指摘する週刊誌報道が相次ぎ、宮内庁は18年2月、関連儀式の延期を発表した。

 強まる世間の逆風にさらされながらも、眞子さまは小室さんへの一途な思いを貫いた。20年11月に公表した文書で結婚は「生きていくために必要な選択」と、強い思いを明かした。秋篠宮さまは同月の誕生日記者会見で結婚を「認める」としつつ、国民の多くが納得する状況ではないとの認識を示していた。そこから状況の劇的な変化がないが、愛は成就する見通しとなった。

 小室さんは今年4月、トラブルを詳細に説明した文書を公表。7月に米ニューヨーク州の弁護士試験を受け、12月中旬までに結果が発表される。現地の法律事務所へ就職する見通しで、眞子さまは結婚後、小室さんが暮らす米・ニューヨークでの生活を視野に入れているとみられる。

 宮内庁は結婚に向けた日程などを近く公表する方針。関係者によると、11月30日に秋篠宮さまの誕生日が控え、これに伴う記者会見までに一連の準備が整うよう検討を進める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス