落語協会 新真打4人お披露目 元吉本芸人「入門がダメならあきらめようと思っていた」

 落語協会は26日、都内で「新真打昇進披露会見」を行い、9月21日から東京・鈴本演芸場で行われる披露興行をもって真打となる4人、古今亭志ん雀(41)、柳家さん花(42)、柳家緑也(31)、柳家花いち(38)をお披露目した。

 当初は俳優の養成所に通っていたという志ん雀は、師匠の古今亭志ん橋との出会いに触れ「気前よく褒めてもらったのを真に受けて、こっちがいいかなと」と振り返った。

 入門前には吉本興業に所属し漫才コンビを組んでいた花いちは「コンビを解散した時、師匠のことを思い出して(入門が)ダメならあきらめようと思っていた」と回顧。入門から15年での昇進に「今思うとあっという間でした」と話した。

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