チャーリー・ワッツさん死去メンバーが追悼 ポール・マッカートニーも「チャーリーこそロック」
英国出身の世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」のドラマー、チャーリー・ワッツさんが24日、ロンドンの病院で死去した。80歳。ロンドン出身。チャーリーさんの代理人が声明で「彼はロンドンの病院で、今日(24日)早朝に、家族に見守られて安らかに息を引き取りました」と伝えた。ストーンズはブライアン・ジョーンズが1969年、脱退直後に27歳で急死しているが、在籍中のメンバーの死は初めて。
ミックはドラムセットの前で笑顔をはじけさせているチャーリーさんの写真を、キースはドラムセットに「CLOSED」という札を掛けた写真を、ツイッターに投稿した。言葉はなかった。ロン・ウッド(74)は「愛してるぜ、俺の仲間のジェミニ(双子座生まれ)~君がいなくてさみしい~君はベストだ」との言葉をツーショットに添えた。
60年代からしのぎを削ったストーンズのライバルたちも、ツイッターで追悼した。
ビートルズのポール・マッカートニー(79)は動画で「すてきな男」、「チャーリーこそがロックだった」、「ファンタスティックなドラマー」などとたたえ、「僕はいつも君を愛してるよ」と呼びかけた。リンゴ・スター(81)は今昔のツーショットをアップし、「君がいなくなって、とてもさみしい」と惜しんだ。
ザ・フーは笑顔のチャーリーさんの写真を投稿。キンクスのデイヴ・デイヴィス(74)は「愛すべき男だった。彼を少し知っている。何年も前にデヴォン行きの汽車の中で会ったんだ。偉大なドラマー、偉大な男だった」と振り返った。
この他、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン(79)ら多くの人々が悼んだ。