沖縄の球団 深夜の飲み会などで15人感染 接待伴う店でも

 沖縄のプロ野球球団・琉球ブルーオーシャンズが22日、選手やコーチら計15人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったと発表した。九州遠征時、複数のコーチや選手が深夜まで接待を伴う飲食店で酒を飲むなどをしていたことが、内部調査で相次いで判明。北川智哉社長と清水直行GMが公式ホームページで謝罪のコメントを発表した。

 発端は8月15日朝、選手1人が体調不良を申し出たこと。これを受け、16日、球団監督、コーチ、選手、関連スタッフ全員がPCR検査。17日に9人の陽性が判明した。

 陽性者は全員自宅療養、陰性者も保健所の指示のもと、濃厚接触者の可能性があるため自宅待機となった。

 18日には新たに2人の感染が判明。19日にはさらに3人、20日にはさらに1人の感染が判明した。

 (22日午後3時時点で、21日、22日の新規感染者はいない)

 16日、17日の試合は中止し、内部調査を行った。11日からの九州遠征に行った全員に行動履歴の提出を求め、内部調査した結果、

(1)8月11日 

コーチ1人(陽性)、選手1人(陽性)、他3人で深夜0時ごろまで酒類の提供及び接待を伴う店で飲食にて0時前後まで4名以上で飲酒

(2)8月12日

コーチ1人(陽性)、選手1人(陰性)、他1人(不明)で深夜0時前後まで飲酒

(3)8月12日

コーチ1人(陰性)、他5人(不明)で深夜0時前後まで食事(※酒類提供の有無は調査中)

などの事案が明らかになったという。

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