菅首相 地元横浜で支援候補“秒殺敗北” 木村太郎氏「恩人の息子落とした、えらいこと」

6月25日、閣議に臨む菅首相(左)と国家公安委員長だった小此木八郎氏。この日、小此木氏は横浜市長選に立候補するため閣僚の辞表を提出した=首相官邸
横浜市長選で落選が決まり、取材に応じる小此木八郎氏=22日夜、横浜市
横浜市長選で当選を決めた山中竹春氏=22日夜、横浜市
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 22日に投開票の横浜市長選は、投票終了の午後8時にNHKなどが立憲民主党推薦の山中竹春氏の当選確実を伝える瞬殺勝利となり、横浜を地盤に持つ菅義偉首相が支援した候補者は及ばなかった。

 中央政局への影響がクローズアップされ、同日夜のフジテレビ「Mr.サンデー」では、司会の宮根誠司が「8時ドンで当確が出てビックリしたんですが、菅政権にとっては大打撃じゃないですか」と聞くと、木村太郎氏も「ビックリしました」と応じた。木村氏は、菅首相が支援した候補者は、かつて首相が秘書を務めた議員の息子であることを説明し「菅さんは恩人の息子さんを落としたことになる。これは、えらいことですよ」と述べた。

 「なにしろ総選挙絡みの時に、自民党にとってはこの敗北は痛いですよね」とも指摘した。

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