国立競技場周辺 あまりの密に急きょ人流規制で地元住民怒り「なんで俺らがこんな目に」

 東京五輪閉会式が行われる国立競技場に押し寄せた人たち=東京・新宿
 東京五輪閉会式が行われる国立競技場に押し寄せた人たち=東京・新宿
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 東京五輪の閉会式が8日午後8時にスタート。会場となった国立競技場周辺では、最後に少しでもフィナーレの雰囲気を味わおうと多くの人が密集して集まり、沿道には人があふれ返った。

 競技場の周りはフェンスで囲われ、至る所に警察官が配置されるという物々しい雰囲気。沿道で競技場を撮影しようとする人に対し警察官は「速やかに移動を」「立ち止まらないでください」などと声を張り上げ注意を呼びかけたものの、沿道は人でごった返した。

 花火を待ち構え撮影の場所取りをする人、浴衣姿でラムネを手に歩く人、路上飲みをしながら開始を待つ人など。まるで、花火大会のような光景が随所に見受けられた。

 あまりの人の多さにより、警察はJR千駄ヶ谷駅、地下鉄銀座線外苑前駅から国立競技場へとつながる道を一部規制し、人流を抑制。これにより、地元住民が帰路につけない事態が発生し、「なんで俺らがこんな目に合わなきゃならねーんだよ!」と警察官に対して怒声が鳴り響く、異様な光景が広がった。

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