東京五輪開会式視聴率 関東地区56・4% 全国で約7326・8万人が見た!

 NHK総合が23日に生中継した東京五輪開会式の平均世帯視聴率が関東地区で56・4%だったことが26日、分かった(関西地区49・6%)。夏季五輪の開会式では過去最高の1964年東京大会(関東61・2%)に迫り、2011年以降の番組で初の50%超を記録した。

 関東の瞬間最高視聴率は61・0%。序盤で大工姿の真矢ミキやタップダンサー・熊谷和徳らがパフォーマンスをした場面と選手団の入場開始間もない場面。関西の瞬間最高は54・6%で入場行進の場面だった。開会式は午後7時56分から午後11時51分まで放送された。なお、64年東京五輪開会式はNHK総合のほか民放各社も生中継した。新型コロナウイルス禍での放送が、高視聴率を後押ししたとみられる。開催反対の声と、開会直前まで続いた制作担当者の辞任、解任などのドタバタが続く中で迎えた開会式。若者のテレビ離れも指摘されるが、過去10年の全番組最高だった18年サッカーW杯・日本-コロンビア戦(48・7%、関東)を大幅に上回った。自国開催ならではのゴールデンタイム放送も奏功した。

 開会式はNHK総合のほか、ハイライトをフジテレビ系、NHKBS1が放送。NHK総合をリアルタイム視聴したのは全国で約7061・7万人、3番組のうちいずれかをリアルタイム視聴した人は全国で約7326・8万人と推計される。

(数字はビデオリサーチ調べ)

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