堂本光一 五輪で「輝いて」 6年ぶり6度目ソロツアーでオリンピアンにエール

 KinKi Kids・堂本光一(42)が25日、ソロライブツアー「KOICHI DOMOTO LIVE TOUR 2021 PLAYFUL」の横浜アリーナ公演最終日を迎えた。6年ぶり6度目となるソロツアーで計21曲を熱唱し、MCでは23日に開幕した東京五輪の話題にも言及。公演後にデイリースポーツなどの取材に応じ、大いなる五輪愛を語った。

 偶然にも、世界的祭典の開催と日程が重なった今公演。光一は、その熱気と感動、アスリートの奮闘にパワーをもらっていることを熱く語った。

 「いまだに賛否両論ありますけど、準備してきた選手の皆さんに輝いてほしいし、輝いているのを見たい。世界中がひとつになって同じ思いを持つきっかけのひとつになるし、その光景は美しい。人間の力って大きいなと感じますよね」

 この日も、競泳女子400メートル個人メドレーの大橋悠依選手、スケートボードの堀米雄斗選手らが続々と金メダルを獲得。全力を尽くすアスリートの姿に魅了されているようだ。

 また、野球好きとして知られる光一は、開会式のクライマックスで聖火ランナーを務めた長嶋茂雄氏(85)=巨人軍終身名誉監督=の姿に胸を打たれたという。「長嶋さんが出てこられたときには、すっごくグッと来ましたね。野球はもちろん、日本のスポーツ界をけん引されてきた方。聖火をつないでいく姿を見て、もう言葉で表現できなかった。このオリンピックが成功してほしいなと思いましたね」。リハビリを乗り越え夢舞台に立った不屈のミスターに、心を揺さぶられた。

 「楽屋でもテコンドーとか見ています」と五輪モードの光一。エンタメとスポーツ。フィールドは違えど、相通じるスピリットを感じているといい、「スポーツもエンタメも、立ち止まることは簡単な選択。そこでどう一歩ずつ踏みしめるか。それを応援したいですよね」と、大舞台で輝くオリンピアンたちにエールを送った。

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