立花隆さんの対談原稿発見 30年前に大江健三郎さんとの

 4月に80歳で死去した評論家、ジャーナリストの立花隆さんが、親交のあったノーベル文学賞作家の大江健三郎さん(86)と1991年12月に行った対談の記録が見つかったと、中央公論新社が20日明らかにした。東西冷戦終結後の世界を予測した内容だという。

 同社によると、対談はテレビ番組の企画として実施され、そのやりとりを文字に起こしたA4サイズの用紙約120枚が立花さんの事務所で見つかった。一部は放送で用いられたが、書籍化はされていなかった。

 8月上旬刊行予定の書籍「立花隆 最後に語り伝えたいこと」に収録。序文を立花さんの妹が書き、立花さんが大江さんを「心の支え」にしていたと明かしているという。

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