橋下徹氏、日韓の問題「解決を目指すのは無理」韓国が「譲るわけはない」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が18日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、日韓の問題は「解決を目指すのは無理」との見解を示した。

 番組では、東京五輪のために来日した韓国選手団が、選手村で“抗日”の文言を使った横断幕を掲げたり(すでに撤去)、福島の食材を避けるために、独自の給食センターを設置することなどを伝えた。また、文在寅大統領が五輪に合わせて来日し、菅義偉首相と1年7カ月ぶりとなる日韓首脳会談を開催する可能性が浮上していることも報じた。

 日韓の間には慰安婦合意のほご、いわゆる元徴用工の訴訟、半導体素材などの輸出管理の厳格化、福島原発の処理水問題などの懸案事項がある。橋下氏は「慰安婦の問題、徴用工の問題、竹島の問題は韓国のアイデンティティーの問題。絶対譲りませんよ。譲るわけはないので、解決を目指すのは無理だっていう前提で、利益になることは一緒に手を結べばいい」と現実論を展開。続けて「絶対に解決できない平行線の問題だっていうことを政治家が認識して、協議を、ある意味やってるふりでもいいから、進めていきながら、どこかで利益になることは合致すればいい」と“振る舞い方”も指南した。

 日韓首脳会談については「解決っていうことを目指さずに、協議の場を設ける。そういうことの準備が整った段階で、ちゃんと正式に会えばいい」と態勢を整えることを提案。五輪期間中には会談せず「ひと言のあいさつ、5秒、それぐらいで十分だと思います」と無理に場を設けることはしないことをすすめた。

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