歌舞伎俳優・市川海老蔵（４３）が１３日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに新規動画「【４年】母親の大事さ。やっぱり考えるよね。」を投稿し、２０１７年６月２２日に３４歳の若さで亡くなった妻・小林麻央さん、２人の子供たちへの思いを語った。

　麻央さんは１４年１０月の人間ドックで乳がんと診断され、闘病を続けた。海老蔵は１６年６月９日に記者会見を開き、麻央さんのがんを公表した。

　ＹｏｕＴｕｂｅ動画では、「オレ、写真みてて思った。１９年ぐらいまでの６年間、めっちゃ老けた。白髪めっちゃ増えてるし。（今は）ちょっと落ち着いてきた、若くなってきた」と丸刈りからかなり伸びた白髪交じりの髪で話した。

　麻央さんが亡くなって４年。「オレはなんとかなるけど、子供たちだよね」と切り出した海老蔵。「子供たちにとって、母親がいないっていうのは…。正直、オレ、男じゃん。親父がいない方がいいんじゃないか、って思うわけ。親父なんかいなくたっていいんじゃないか、って思うの、個人的な思いだけど。母親ってさ、愛とか温もりって何物にも代えがたい。彼ら（２人の子供）は味わったことがない。特に勸玄は…温もりを…」と子供たちにとっては、父親の自分ではなく、母親の存在が必要なのではないかとの思いを打ち明けた。

　長男・勸玄君は８歳、長女・麗禾ちゃん＝市川ぼたん＝は今月２５日で１０歳の誕生日を迎える。