ニッポン放送の檜原麻希社長が１４日、定例社長会見をオンラインで開催。お笑いコンビ・霜降り明星の粗品（２８）が９日深夜、ニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」の番組内で、熱海市で発生した大規模な土石流災害について「熱海が終わった」などと発言し、謝罪する事態となった件について、「ご心配をおかけしたことをおわび申し上げます」と重ねて、謝罪した。

　粗品の発言について「当然２人は大変人気な方ですので、誤解を受けるような発言は社としても非常に残念」とし、「放送後、プロデューサーから本人へ厳重注意をいたしました。全国ネットですので、パーソナリティーの責任も大きい。今後も局側から伝えていくことも大事だなと思いました」と話した。

　現在、１１分３０秒にわたる該当部分はラジオアプリケーション「ｒａｄｉｋｏ」から削除されている。檜原社長は「不愉快な思いを広げるのは、良くないと判断いたしました」と説明した。