人気おかまタレント米山ババ子さん死去 持病の心臓悪化、老人ホームで

 東京・新宿歌舞伎町の人気おかまバー「ひげガール」の名物キャストで、バラエティー番組にも多数出演した米山ババ子さんが今月26日に死去したことが30日、明らかになった。同店の公式ブログで発表された。72歳だった。葬儀は関係者のみでしめやかに営まれたという。

 ブログには「ひげガール 米山ババ子は、かねてより病気療養中でございましたが去る令和3年6月26日午前5時に永眠致しました。」と報告された。

 関係者によれば、もともと心臓が悪く、昨秋に病気が悪化して入院。その後移った老人ホームで最期を迎えたという。

 米山さんは同店が開店した直後から、約20年にわたって在籍。看板キャストとして活躍するかたわら、TBS「サンデー・ジャポン」、日本テレビ「ナカイの窓」などのテレビ番組に、おかまタレントとして多数出演。歯に衣着せない語りで人気となった。

 入院しても現役復帰の希望を持ち続けていたという。「生涯現役の気持ちで、元気になったらお店に出たいという思いだった」と関係者はおもんぱかった。

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