玉川徹氏 五輪成功させたい菅首相はどうするべきか、専門家に質問 「強い措置を」回答

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が28日、東京では8日連続で前の週と同じ曜日の新型コロナ感染者数が増えていることを伝え、テレビ朝日の玉川徹氏は菅義偉首相のかじ取りの難しさを考察。日本医科大学特任教授・北村義浩氏に「菅総理の立場に立ったら、どうするのが一番いいと思いますか?」と質問する場面があった。

 感染再拡大の現状に、7月11日が期限のまん延防止等重点措置を延長するのか、緊急事態宣言を再び発令するのか-。玉川氏は「菅総理、オリンピックどうしても成功させたいというふうな立場に沿って考えると、緊急事態宣言ていうのはどうするのかってものすごく難しい」と、首相の立場で思案。

 「早めに緊急事態宣言を出すってことになると、じゃあ何で解除したのって話にもなりかねないし、じゃあオリンピック期間中に緊急事態宣言が出ているってことになると、海外からすると、そういうふうな宣言が出ているときにオリンピックやるの?って話にもなるし、難しいと思う。パラリンピックもあるし…」と考えをめぐらせ、「北村先生、もし菅総理の立場に立ったら、どうするのが一番いいと思いますか」と、いきなり質問。

 北村氏は「やはりこういうリバウンドが始まってきた場合、早め早めに強い緊急事態宣言なのか、まん延防止措置の中での運用を強くするのかはともかく、このままにしてればどんどん上がっていきますから何か強い措置をしなければいけない」と断言。

 ただ、「オリンピックはもういいや、俺たちは俺たちで家族旅行するわ、とか友達で合宿旅行するわみたいなものの方が、僕はもっともっと怖いなと思っていて」と、警戒すべきは五輪だけではないと指摘。「これは両面作戦どころか3面、4面になる可能性もあるので、本来であれば緊急事態宣言を全国的に出す前の緊張感があると私は思っています。かなり抑えた方がいい」と危機感を口にした。

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