北村義浩氏「ベストが分かっててしないのは0点」成田で14日間隔離を改めて強調

 24日にTBS系で放送された「ひるおび!」で、日本医科大特任教授の北村義浩氏がウガンダ選手団で2人目の陽性者が出たことに、成田空港での14日間の経過観察が「ベスト」だと改めて訴えた。

 番組では、来日中のウガンダ選手団で、新たに1人、新型コロナの陽性反応が出たことを取り上げた。ウガンダ選手団に関しては、出国前72時間以内にPCR検査を受け、全員陰性証明書を提出。アストラゼネカのワクチンを2回接種しているが、19日の来日時に選手団9人のうち1人が陽性反応が出たため隔離。

 20日に残りの8人が泉佐野市に入るも、22日に選手団8人と市職員が濃厚接触者と認定。だがすでに宴会場で食事などがとられ、23日に新たに1人の感染が判明した。

 北村氏は、新型コロナの潜伏期間が10日以上あることから「検査した日は陰性でも、それから10日後に陽性になることは十分ある」とし、陰性証明書については「ある程度の参考にしかならない」とコメント。2人目がいつ感染したかについてはウガンダ国内、飛行場、飛行機の中など、さまざまな可能性があると指摘した。

 恵俊彰が「やっぱり成田で14日間の経過観察っていうことなんですかね」と聞くと、北村氏は「新型コロナは分からないことだらけだが、これに関しては14日間がベストと分かっていて。ベストをやらないっていう理屈をこねてますけど、ベストが分かっててベストをしないのは、私は0点だと思います」とコメントした。

 これにスポーツ文化評論家の玉木正之氏は「ベストが分かっていても、14日間隔離されたらスポーツマンは(スポーツ)できない。そんな隔離されて、さぁスポーツやりなさいといっても…。泉佐野でも練習はやめてるみたいだがオーストラリアとかも練習始めてる。そこがオリンピックの特別ルール、どこまでベストを破っていいのか、医療関係者ともう一度話し合うべきでしょうね」とコメントしていた。

 北村氏はバブル方式と言われる方法についても、「バブルは蚊帳と一緒。中に蚊をいれてしまたら蚊帳のせいでどんどん刺される」と例えをあげ「入国の対応はバブルの成否にかかっている」とも語っていた。

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