「モーニングショー」小林氏、医療側の五輪警告「スポーツの理解が浅い」 玉川氏猛反論

 22日のテレビ朝日「モーニングショー」は、東京五輪・パラリンピックが有観客開催となり、五輪VIPは別枠とするなど、国民不在のまま次々に決定が行われていることを伝えた。

 これに出演したスポーツライター小林信也氏は「世界的に見ると大きなイベントが続々と始まって観客も入っている」「スポーツが文化として根付いている所は、こういう状況だけれどもできるだけスポーツをしましょうという方向もある」として、こうした状況も踏まえて「(組織委の)決断を評価すべきだ」と述べた。

 コメンテーターの玉川徹氏が「五輪は規模が違う」とし、「どんなに厳しくしたって、穴は開きますと言うことなんですよ。人間なんだから。お酒だって飲みたいという人たちなんだから。全員が善意だけで性善説で動いていくと見れない部分があると感染症の専門家は言っている」と指摘した。

 これに小林氏は「専門家の方々のご指摘を見ると、スポーツの基本的理解が浅い」と語り、玉川氏は「スポーツやる人だけ特別な人たちなんですか?」とただした。

 小林氏は「IOCはアスリートミーティングとかを繰り返してプレーブックを徹底して守らせるというレクチャーをしている。IOCは参加するアスリートたちに守らせる努力を相当なさっている」と述べた。

 玉川氏が専門家の意見を求めると、国際医療福祉大学の松本哲哉教授は「スポーツの中身に関しては精通してませんが、感染対策の立場からすれば、多くの人が集まって行われると、リスクは実際あると理解して頂きたい。今までのところをみると、少なくとも専門家の意見は反映されていませんよ、無視じゃないと言われるかもしれないが実際に反映されていない。さらにアルコールまで出すかもしれないというころで、リスクが高い方に向かっていることを危機感として持っている」と述べた。

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