東京・六本木のタワマンで違法カジノ 警視庁が摘発 店長、従業員、客を現行犯逮捕

 東京・六本木のタワーマンション一室で違法カジノ店を開き、客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は15日までに、賭博開帳図利の疑いで住所不詳の店長山口隆士容疑者(52)を、同ほう助容疑でディーラーなどを担当していた従業員の男5人を現行犯逮捕した。

 組対4課は、山口容疑者らが一般的なビルなどと比べて人の出入りが限られるタワーマンションで店を営業することで、摘発を逃れようとしたとみている。同課によると、山口容疑者は「カジノスクールであり、現金は賭けていない」と容疑を否認している。同課は客の男女2人も賭博容疑で現行犯逮捕したが、その後釈放した。

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