不倫報道を認め、芸能活動を自粛している歌手の近藤真彦（５６）がジャニーズ事務所を退所することを３０日、同事務所が公式サイトで発表した。同日をもって退所する。近藤は「これからもジャニーズの名を汚さぬよう仕事を続ける」と新たなスタートに誓いの言葉を立てた。今後は「自分の責任」で芸能とレースの道を歩むとしている。

　同事務所は「弊社所属タレント近藤真彦は、本日、２０２１年４月３０日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道へと進みますことをご報告申し上げます」と発表。「これまで４０年以上にわたり、近藤を応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださいました関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」とファンと周囲に感謝の思いを表した。

　近藤の今後について事務所は「近藤より、これからの人生、自分の責任において芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出がございましたので、弊社としましては、その意向を尊重し、自身で決めた道へと送り出すことといたしました」としている。また、「新たな決断をしました近藤真彦を、これからも変わらず、応援していただけますと幸いに存じます」と変わらぬ支援を求めた。

　近藤は「この度の一連の騒動におきましては、ファンの皆様、関係者の皆様にご心配ご迷惑をお掛け致しましたことお詫び申し上げます」とコメント。「事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、４０年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただくことになりました」「ありがとうジャニーズ　ありがとう素敵な後輩達　ありがとうジャニーさん　２０２１年４月３０日　近藤真彦」と惜別の言葉を寄せた。

　近藤は昨年１１月１２日発売の週刊文春で２５歳年下の女性との５年にわたる不倫が報じられ、無期限自粛をしていた。