玉川徹氏 詐欺容疑で逮捕の42股男について考察「男として卑劣なのは…」

 テレビ朝日の玉川徹氏が22日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。42人との同時交際で詐欺容疑で逮捕された39歳の男について、どこが一番卑劣なのかを考察した。

 番組では、20日に詐欺容疑で兵庫県警に逮捕された住所不定のアルバイトの男の手口を、被害者女性の話から詳報。マッチングアプリで出会い、4日後のデートから交際に発展したが、すぐに誕生日を偽られ、水素水や整水器のレンタル契約など多くの契約を結ばされたという。

 だが、デートを重ねるうちに話のつじつまが合わなかったり、返信の内容がズレていたりすることに不信を抱き、仕事に行くという男の後を追うと、別の女性と出かけるところを目撃。自身のデートと同様に2~3時間後に戻ってきた女性に話を聞くと、自身と同じような話をして契約を持ちかけられていたことがわかったという。

 その後、女性らがネットの掲示板で“被害者の会”を立ち上げると、次々と被害を訴える女性が現れ「いま明確に確認できている人数としては42人。そのうち誕生日のウソをつかれていたのは15人ぐらい」。今年2月に兵庫県警に告訴状を提出し、20日に逮捕されたという。

 玉川氏は「詐欺罪って結構重い罪。最高刑10年だが、窃盗罪も10年だが罰金がある。詐欺罪は有罪になると罰金がなく懲役になる。そういうふうなものを警察が今回適用したっていうのは、それぐらい悪質だと判断したから詐欺罪の適用で逮捕したんだと思う」と分析。

 「ちょっとズレるかもしれないですけど」と、ホステスさんが誕生日を偽ってプレゼントをもらう話をよく聞くが、そういう人たちは逮捕されないと指摘。「何が違うかって考えると、被害者の被害意識の違いだと思う。多分ウソだろうなと思いながら払ってたりするから、別に被害者意識はない。今回のこのケースでいったら、どこが一番腹立たしいのかなと。お金なのか、それとも42股だったってことなのか、ただ単にだまされたってことなのか」と問題を投げかけた。

 シェアリングエコノミー活動家・石山アンジュ氏が「時間じゃないですか。結婚したい、出産も年齢が限られてるとか、そういった焦りの中でこういったサイトに期待して出会ったのにっていう」と思いを寄せると、玉川氏は「被害者の年齢層、ちょっと高めなんですよね。自分の残り時間みたいなところをつかれたみたいな感じがよけいに腹立たしいってことなのかな。男としての卑劣なのはそこなんでしょうね」と厳しい表情を見せた。

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