吉村知事 緊急事態宣言なら「飲食店は酒類提供自粛、週末は休業要請」が望ましい

 大阪府は20日、大阪府庁で新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、政府への緊急事態宣言の要請を決定した。大阪では5日から「まん延防止等重点措置」が適用されたが、感染拡大傾向は止まらず、18日には新規感染者数が過去最多となる1219人を記録。重症者は19日時点で302人に達している。20日の新規感染者は1153人。

 会議後、吉村洋文知事は会見し、宣言期間について「3週間から1カ月程度が適切」と考えを示した。

 「飲食店の時短だけでは不十分」として、「人流を抑える」などのため、大型商業施設、大型遊興施設などの休業要請にも言及。飲食店に対しては、国に対して3案を上げていると明かした。

(1)すべての飲食店への休業要請

(2)土・日・祝日の休業要請と平日の午後8時までの時短営業で酒類の提供自粛

(3)休業要請はなしで、午後8時までの時短営業で酒類の提供なし

この3案について、「知事自身はどの案が望ましいと思っているのか」と質問が出た。吉村知事は「僕個人の考えでは2案が適切なのでは。ただし、最後は国が決めるものなので」と回答。

 「僕の考えでいくと、ライフラインの側面もありますから、飲食店は平日も含めて全部休業というよりは、(平日は)お酒の提供を控えていただく。週末は、それを目的に外に出るきっかけになりますから、週末は休業をお願いしたい」と述べた。

 吉村知事はこの日昼の会見で感染拡大阻止へ「ポイントはお酒」と持論を明かしていた。

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