華原朋美の暴行被害 専門家が解説「お互いの暴行確認されれば『相被疑』も」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が20日、歌手の華原朋美(46)が16日に雑誌記者から暴行を受けるトラブルに巻き込まれていたことを伝え、専門家が今後の可能性について解説した。

 番組ではトラブルを詳報。華原が都内でタクシーに乗っていたところ、雑誌記者の男から約30分間追跡を受けたため、華原が男のタクシーに乗り込んで問い詰めたところ、肩を押され腕をつかまれるなどの暴力を振るわれ自身で通報。その後、男は駆けつけた警察官に暴行の現行犯で逮捕されたという。

 今後の対応として、華原は18日に自身のツイッターで「今後、警察に捕まった犯人に対してどの様な行動を起こすかは、弁護士と話し合う予定です」としており、逮捕された男が勤務する出版社は番組の取材に「当社のスタッフが華原朋美さんへの取材中にトラブルになったこと、警察署に留置されたことは事実です。本人は容疑を否認しており、現状把握している情報はこれ以上なく今後新しい情報を把握次第、お知らせしていく予定です」と回答したという。

 MCの坂上忍が「先ほど佐々木さんも、朋美ちゃんの方が記者さんのタクシーに乗り込んでいったのがちょっと気になるとおっしゃってましたが、どうなりそうですか」と質問すると、元埼玉県警捜査1課・佐々木成三氏は「両者にとってもネガティブな要素がちょっとあるなと思う」と答え「今回(華原が)左腕のしびれがあるとおっしゃってますので、それについて病院に行って診断書がついた場合は、これは傷害罪と罪を変えて捜査になる」と解説。

 ただ、自身の経験として「私も本当にこれまでたくさんあったんですけど、暴行で被疑者を逮捕すると、後からドラレコを確認すると思う。確認した時に、その中でお互いの暴行があった場合、その場合は捕まってる被疑者から警察が被害届を受領して被害者を任意検挙するという場合もある。これは『相被疑(あいひぎ)』という立場。どっちも被疑者で、どっちも被害者」と、ショッキングな事態になる可能性も指摘した。

 そうなった場合「警察としてはもみくちゃになってる状況は、どっちがいい、どっちが悪いというのは判断できないので、これはお互い事件を立件して、検察庁にお願いしましょうと」となるとした。

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