玉川徹氏が考察 松山のマスターズ優勝に「日本の経済的な豊かさの裾野が広がった」

米ゴルフのマスターズ・トーナメントで、日本男子初のメジャー制覇を果たし、グリーンジャケットを着て両手を上げる松山英樹=11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(ゲッティ=共同)
テレビ朝日
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 テレビ朝日の玉川徹氏が12日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。男子ゴルフのマスターズトーナメントで松山英樹(29)が日本人初の優勝を果たしたことに、その優勝が象徴するものについての自説を述べた。

 一度も首位を譲らず、2位と1打差の通算10アンダーで日本選手初の偉業を達成した松山。スタジオも祝福ムードに包まれた。

 タレント、俳優の石原良純は「いやー、これはもう、ゴルフ好きにはたまらないし、今本当にみんなが勇気づけられる。松山英樹かテニスの錦織圭、どっちがいわゆるグランドスラム取るかっていったら、松山が取りましたね。いやー、でもすごい。日本の一つの歴史ですよ、ゴルフ界の歴史ですよ」と興奮。

 弁護士・山口真由氏も「渋野日向子選手とかもすごいなって思ったけど、これだけ実力があって『取る、取る』っていわれて世界ランク2位までいった人がやっと取るっていうのは、やっぱり社会人選手10年とかにはすごい大きな希望になりますよね」と、賛辞を送った。

 玉川氏は「スポーツの世界が変わるときに、いったいそれが何を象徴するんだろうなって考えるんですよ。サッカーの人気がすごく日本の中で大きくなっていった時って、もしかすると格差っていうものがどんどん広がっていく世界と関連するんじゃないかなって思った。サッカーの人気のある社会って、格差があって固定されてる社会が多い。日本でもそういう部分があるのかなって思った」と前置き。

 「じゃあこの、マスターズで日本人が優勝したって何を象徴するんだろうって考えてるんですけど、やっぱり日本が西洋諸国並みに経済的な豊かさの裾野が広がったってことなんでしょうね。ゴルフ場って、やっぱりものすごく贅沢なんですよ。それがこれだけ裾野が広がってこない限りマスターズで優勝できませんから、何かそういうふうなものを象徴してるんじゃないかなって僕は思いますね」と考察した。

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