女優・高橋メアリージュン（３３）、モデルの高橋ユウ（３０）姉妹が２０日、カンテレで放送された「おかべろ」に出演。少女時代の貧乏生活について語った。

　日本人の父、フィリピン人の母を持つ４人きょうだい。父親は牛乳販売店を経営し、５ＬＤＫ、大理石の風呂…という豪邸で裕福な暮らしをしていたが、１番上のメアリージュンが中１、ユウが小４の時、生活は一転する。

　父親の経営する会社が行き詰まり、数千万円の借金を抱え、一家は豪邸から借家へ、家も「どんどん小さくなって、マトリョーシカみたいに」（メアリージュン）なり、クリスマスは「インスタントラーメンに卵がのった（だけの）ものに変わって。お肉も買えないからお米に焼き肉のタレ（をかけて食べた）」という極貧生活へと転落した。

　メアリージュンは、借金返済のため、中学の時に週５でアルバイトをはじめ、「全額を実家に入れていた」。ＣａｎＣａｍのモデルの仕事も始めたが、事務所から「最初にもらった給料７万円のうち、６万円を実家に入れて、１カ月１万円」で生活。「好きなあんパンを１個買って、それを３つに分けてちょっとずつ食べてました」と苦笑いで振り返った。

　数千万円あった借金は「２年前ぐらいに完済した。１６年ぐらい（かけて）です」（メアリージュン）と父親の借金もようやく完済することができたと笑顔で明かしていた。